Flight to Japan
2005.04.30-2002.05.09
2005年05月08日
ホテルから空港までは、Hotel Hoppaと呼ばれるいくつかのホテルと空港間を結ぶ送迎バスでわすが数分だったので、朝はゆっくりできた。ロンドンヒースロー空港に、フライトの約1時間半前に到着。帰国便は、オーストリア航空でウィーン経由だったので、オーストリア航空のチェックインカウンターを探した。すると、チェックインカウンターは、ビジネスクラス用が1列、エコノミークラス用が2列しか開いておらずとても長い列ができていた。しかも、エコノミークラスの2列が、1列に並んで早く終わった窓口に順次人が向かう欧米で一般的な並び方ではなく、それぞれの窓口の前に人が並ぶいわゆる日本式の並び方をとっていたので、何か時間のかかる手続をしている人がいると隣の列との間で大きく順番が変わってしまうため、それがイライラ感を募らせた。
出発の約40分前になって、自分の番がやってきた。『なにか様子がヘンだ。』そう思っていると、オーバーブッキングでソールドアウトだという。『おいおい、勘弁してくれよ~。こっちはウィーンで乗り継ぎで日本に帰国なんだぞ~!!』と思った。実は、僕より数分後に来て隣の列に並んだドイツ人風のかわいいお姉ちゃんと、どっちが先に手続できるかを競争していたのだ。そうしたら、僕が負けてしまって、そのお姉ちゃんは普通に手続して、搭乗ゲートに行ってしまったのだった。ビジネスクラスもソールドアウトでアップグレードで済む問題ではないらしく、10分後に、別の場所にいるスーパーバイザーの所に行くように指示された。
ウィーン発のオーストリア航空の日本便は1日1便だから、それに乗り継ぎ出来なければ、予定通りの日に到着できなくなる。ただ単にウィーンに行くのが目的の人より、優先的に処理して欲しいのが本音だった。ウィーンの空港は、国際線の最短乗継時間時間が30分というオーストリア航空自慢のハブ空港だ。もともと僕の場合には乗継時間は50分しかとられておらず、次の便で飛んだのではとても間に合わないという事態で、この最短乗継時間が裏目に出た形だった。特に、日本到着日当日の移動で、翌日が大阪出張だった僕は焦る気持ちで一杯だった。もともと、有休を取って航空券を手配した方が先で、出張が後から入ったものだったとは言え、出張をキャンセルするのは好ましい話ではなかった。
代替便の手配に手間取っているようで、同じ便でロンドンからウィーンに向かう予定だった他の人の代替便の手続が先に処理された。オーストリア航空は、スターアライアンスメンバーの航空会社。そのネットワークを活かして、代替便の手配をする手際のよさには感心させられた。他の人の処理が終わってからしばらくし、ウィーン経由便での帰国は難しい。他の国を経由しても構わないかと尋ねられた。ウィーンでオーストリアのお土産を買う予定だったし、ついでにいうなら、ヒースロー空港でロンドンのお土産を買う予定でいた。それらを全部台無しにされる訳だし、オーストリア航空の機内サービスも味わってみたかったので、時間に余裕があれば当然「嫌だ」と言って翌日の便で帰りたかった。でも、出張との絡みがあったのでそれでOKせざるを得なかった。
準備されたのは、ルフトハンザドイツ航空のフランクフルト経由便だった。実はこれ、今回の旅行の航空券の手配の際に、マイルの特典旅行としての座席が満席で予約が取れなかったフライトだった。それにしても、利用者が無料航空券の利用者であるにもかかわらず、同じ日のほぼ同じ時刻に目的地に到着できるフライトを、他社便への振り替えまでして準備してくれた点はサービス面で素晴しいと感心した。あまりにも対応が迅速で、航空会社に「どうしてくれるんだ!!」とか不満をもらす気にもならなかった。オーバーブッキングは、航空業界としてはやむを得ない話だと理解しているので、顧客対応面でオーストリア航空には合格点をあげたかった。
2005年05月09日
ロンドンヒースロー空港を旅立つ際、関西国際空港到着後に何か手続がいるという話をされたけど、航空業界の専門用語らしい言葉は出てくるし、代替便の出発まで時間がないこともあって説明が早口で何を言っているのかさっぱり分からなかった。だから、そのことを紙に書いてもらってきていた。そこで、関空に到着後、飛行機から降りる前に、そのメモ紙を日本人の客室乗務員に見せて事情を説明してどうしたらよいかアドバイスを求めたのだけど、その専門用語が分からないと言うことだった。客室乗務員が分からない用語が、素人の僕が分かる訳ないじゃんか!と思った。でも、「オーストリア航空もスターアライアンスのメンバーなので、飛行機を降りた所で待っている全日空のスタッフに聞いてみてください。」というアドバイスをくれたので、オーストリア航空のカウンターを空港内で探し回る必要が無くなって本当に助かった。
飛行機を降りて間もなく、全日空のスタッフに事情を説明すると、「オーストリア航空に確認してみますのでついて来てください。」といって誘導してくれた。しかも、関空にはオーストリア航空の窓口があるにもかかわらず、僕が最初に声をかけた方が書類の準備から協力金の支払いまでの全ての手続を最後まで面倒を見てくれ、たらいまわしにされなかった点を高く評価したいと思った。最後に、オーストリア航空の方からも丁寧にお詫びがあり、オーバーブッキングのトラブルに巻き込まれた被害者だと言えば被害者だけども、まったく怒りを感じたりすることなく、気持ちよく旅を終えることが出来たのが嬉しかった。
しかも、こんな事実もあった。なんと、僕が当初乗ろうとしていたウィーン→関空便で2時間20分の「到着遅延」が発生していたのだ。もともと、代替便のルフトハンザ便の方が20分早く到着する予定だったので、オーバーブッキングでロンドン→ウィーン間に搭乗できなかったために、2時間40分も早く日本に帰国できてしまったようなもので、本当にラッキーだったと言えるだろう。
HOME
前のページへ